お墓の環境

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吉相墓とは お墓の環境

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お墓は「家の根」です。根のない木、根の弱い木は大地から養分を吸い上げることができず、やがて枯れてしまいます。同様に、家の根を持たない家庭、お墓があっても墓相の弱い状態の家庭はやがて衰微してしまいます。

 では良いお墓は、どのような環境で建てられるべきでしょうか。墓地の環境というものをご説明しましょう。

 一般にお墓、墓地というのは「陰の極」、暗くて寂しいところと考えがちです。しかし、本当に繁栄する家庭の墓は明るく、すがすがしく祀られるべきなのです。それは大自然の力を得てはじめて成り立つのです。まず第一に、お墓の向きは太陽の光を最も多く得られる方向に向いていることが肝要です。それも昇りゆく太陽が沈みゆく太陽よりも大きなエネルギーを与えてくれます。つまり、墓相にかなうお墓は午前中の太陽を受ける東から南(東−巽−南)の方角を向いていることが第一条件となります。

墓地の地形でみると、平地であれば問題はないのですが、傾斜がある場合は、東南(巽)に水が流れる地形が最良です。こういう地形は風水で「青龍の地」と呼ばれ、発展をもたらす地形であるとされています。

 反対に北の方角に水が流れたりすると、その家に身体の悪い人が出るなど不幸を招き凶相となります。

 したがって水が東南以外の方向に流れているような場合は、墓地に盛り土などを施して手直ししたり、水の流れを東南に導くような枠石の組み方などを工夫します。

 吉相の墓地の条件で次に大事なことは、お墓の目の前に大きな障害物があったり、樹木の陰になったりしないことです。

 たとえばお墓のすぐ前が寺の本堂であったり、目の前に大きな木が生えている墓地はよくありません。目の前がさえぎられているお墓では、その家の人は何をやっても目先がきかず失敗します。樹木の陰になって木の枝から雨のしずくが落ちてくるお墓では、悩みごとの絶えない家庭になります。また近くの木の根がお墓の中に食い込んでしまうのも、お墓のあらゆる力をうばうものです。

 その他、地形的に凶相といえる環境は次のとおりです。ゴミ捨て場の跡地やゴミ捨て場のとなり、ガケのすぐ上やすぐ下、山の頂上、高圧線や電線の下、沼沢地など湿気の強い土地。

 また埋め立て地の場合は、良くないものが埋まっている可能性がないか注意が必要ですし、埋め立てして短期間しか経っていない場合には、まだ地盤が不安定です。
  ところで何といっても、大自然の力というのは太陽のエネルギーとともに大地から得る力です。

  この力は地気と呼ばれます。大地の力、地気を十全に得るためには、お墓の建て方がそれにかなう方法でなければならないのは言うまでもありません。

 ところが現実に現在一般のお墓は新しければ新しいほど、基礎を生コンでガチガチに固めたものになってしまっています。

 これは全く理想から遠くかけ離れたお墓のあり方です。吉相のお墓は大地にじかに接して大自然の力を受けるべきものです。

 石塔の下が生コンで固められ、カロート(納骨堂)の空洞の上に立つお墓は地気から縁を切られた姿です。そのカロートにお骨を骨つぼのまま並べるのがはたして本当の納骨でしょうか。

 墓相学のお墓では、お骨は土に還すように納骨をします。実際には墓地に穴を掘り、さらしの袋につつんだお骨を土に埋葬します。これでお骨は時間とともに土に還ってゆきます。やがては自然に帰します。

 カロートに骨つぼのまましまっておくお骨はいつまでも自然に還らず、いつまでも成仏することがありません。

 お墓というのは単にお骨の保管場所ではありません。そこは家の根であり、そこから子孫も財産も生じてくる場所です。死んだ家族は墓地にその身体をお返しし、また新たな力をいただく。太陽の光と大地からまた新たなエネルギーをいただく。これが墓相学でいうお墓なのです。

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